塗装業界に人材が長く定着する教育のあり方

若手を育成する教育者としてのあり方

若手の従業員が離職するにも定着するにも、上司とのかかわり方が大きく関係しています。

特に、塗装業界では上司から仕事を学び、業務をこなしつつ自身も技術を磨いていく必要があります。

そのため、人間性や教育の仕方など、若手従業員がついていきたいと思う教育者を育てることが重要になってきます。

昔から、職人の世界では若い者は上司の技術をとにかく見て覚える、という教育の仕方が強い傾向にあります。

教育方法の見直し

人口が多く、若手の働き手が多い時代であるならば、ついていけないのなら離脱していき、残ったものだけが良い人材だというやり方でもまかり通っていたのかもしれません。

ですが、職人もどんどん高齢化し、働く若手がどんどん少なくなっているこのご時世、昔ながらの後進教育では人は定着しません。

中には見て覚えていけるほど要領の良い若手もいるでしょうが、そういった若手ばかりでないことも事実です。

丁寧に教育すればきちんと才能を開花させる若手も多く、そういった人材を逃してしまうのは非常にもったいないのではないでしょうか。

外壁塗装という仕事は、非常に繊細かつ熟練した技術が必要であると同時に、自分の努力次第であるという面も非常に大きいです。

それゆえに、はっきりしたマニュアルなどが作りづらく、高等な技術を持つ職人ですら仕事のやり方に違いが出てくるため、上司から若手へ教えられることも限られてきます。

ただ上司自身の技術を見せるだけでなく、技術が向上した経緯や上司自身の経験を話す機会を取り入れるなど、職人独自の教育方法を考えると良いでしょう。

また、一つのやり方だけでは、若手にとって合うか合わないかは判断できません。

ほかの上司のやり方や技術を見せてもらう機会を設けるなど、新たな教育の現場を設けることで若手の視野も広がり、業務への意欲や向上心などにもつながります。

教育者をフォローする体制も必要

上司自身も教育の仕方や後進育成に関して学ぶ場を設け、教育者同士で考えるのも一つの手段です。

後進教育に関しては、外部から講師を招くのも良いでしょう。

一対一で教育を行うというやり方は、今後の人材確保という面でも厳しい状況を招いてしまいかねません。

女性や海外の人を貴重な人材として確保するという世相も高まっている中、教育面も時代に合わせて変えていくことが必要です。

会社全体で後進育成に力を入れる、若手と教育者両方のフォローをする風潮をつくることで、より質の良い人材を増やすことにもつながります。

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